今月の、幕張ベイタウン商店街のコラムで
ahimsa=非暴力 について書きました。
以下、コラムの内容です⇓⇓
~『ヨガ』で自分と向き合おう♪~
【ヨガの目的とは…?】
インドの言葉で、ヨガ=つながる
という意味を持ちます。
自分が自分であるのは当たり前のようで、
自分自身を理解していないことが
意外と多かったりします。
だからヨガでは、自分自身と向き合う
練習をするのです。
ヨガの目的は、このように定められています。
『ヨガとは、心の動きを収めることである』
沢山の刺激を受けて、私たちの心は
良くも悪くもストレスを受け続けています。
そんな生活の中でも、ストレスに振り回されずに、
自分の心を静かに中心において置けるようになること。
それがヨガの目的です。
【自分と向き合うステップ】
目的に向かうための8つのステップが定められており、
少しずつ目的に向かっていくのがヨガの道のりです。
その第一番目のステップは、
自分の行動を見直し正すこと。
日常の中で『気をつけるべきこと』として
挙げられているのは5項目。
①暴力をしない
②噓をつかない
③盗まない
④規律正しい生活
⑤抱え込まない
これらはごく当たり前のことで、
子供にも当然教えることですよね。
でも…よくよく自分の行動を振り返ると、
意外とできていないことがあるかもしれません。
【非暴力とは…】
インド独立の父といわれるマハトマ・ガンジーは、
ヨガの教えである非暴力を徹底し、
戦わずしてインドを独立に導いたことで有名です。
この非暴力とは…
行動 言葉 心 全てにおいて暴力をしない。
殴ったり蹴ったりという行動はもちろんの事、
自分が発する言葉や態度、心の中の想いにさえも、
暴力的なものはないか。誰かを傷つけていないか。
人 動物 物 環境 全てにおいて暴力をしない。
人に対してだけではなく、存在する全てのものに対して
慈しみの心を持てているか。
ヨガをしている人にベジタリアンが多いのは、
この非暴力に基づく動物愛護の精神からです。
非暴力を徹底している人は、蚊一匹も殺さないといいます。
【自分の行動を振り返ろう!】
自分の行動を振り返ってみて、いかがでしょうか?
子供や家族に対して、つい口にしてしまう心無い言葉。
他人に対しての冷たい態度。
必要以上に出してしまうゴミや食べ残し…。
また、意外と気づかずにやってしまうのが、
自分に対しての暴力です。
自分を卑下したり、体を酷使したり、
感情を抑え込んだり無視したり…
そのようなことも、立派な暴力になってしまいます。
周りに気を遣いすぎてしまう人ほど、
やってしまいがちでしょうか。
大切なのは、日々の生活の中で、
自分の言動を注意深く観察すること。
流されるままに過ごすのではなく、立ち止まり、
丁寧に、意味のある言動を選んでいくこと。
それが安定した自分を作るベースとなります。
どんなストレスにも振り回されない、
どっしりとした自分でいたいですよね。
そのための第一歩『非暴力』を、
生活の中でぜひ意識してみてください♪