先日、紅芋パウダーを使って蒸しパンを使ったら
美味しそうだな~と思い立ち作ってみました。
ところが…蒸しあがった蒸しパンは
紅芋のきれいな紫ではなく、
緑色が混ざったなんだか気色悪い色…(;'∀')
これなんだろ~?と息子に言ったら
「前に理科の実験で、重曹と紫キャベツとか
色々混ぜると緑色になるってやったよ」と…。
え、何それ??
きっと私も小学校でやったんでしょうけどね~
遠い記憶です…。
お菓子作りを習っている先生に聞いたら
その辺りのことを詳しく教えてくれました。
ベーキングパウダーはアルカリ性で
紅芋に含まれるアントシアニンは酸性で。
その化学反応で色が変化するそうです。
レモンの酸性を加えると変色が防げるかも…
ということ。さすがです!
ちょうど、息子の理科の自由研究のネタに
困っていたところ。
「これ実験したら良くない!?
お母さんの疑問解決にもなるし」
ということで、2人で実験。
重曹と紅芋パウダーを混ぜると
重曹のアルカリと、紅芋に含まれる
アントシアニンが反応して青色に。
そこに熱を加えると緑色になりました。
しかし、レモンを加えて中和させてから加熱すると
緑色にはなりませんでした!
頭のいい方にとっては当たり前のことかもしれませんが
私たちにとっては驚きで興奮♬
それを踏まえてもう一度蒸しパンを作りました。
①紅芋パウダーとベーキングパウダーで
アルカリに傾いたまま蒸したもの→写真左
所々緑色で、全体的に顔色も悪く、気色悪いですよね(;'∀')
②レモン汁を入れて、アルカリを中和してから
蒸したもの→写真右
緑色に変化せず、紅芋のきれいな紫色の
蒸しパンができました♡
私が習っているお菓子作りの先生によると、
お菓子作りも化学実験だそうです。
息子の自由研究も無事終わり、
私の疑問も無事解決しました(^^♪
めでたしめでたし♡