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アーユルヴェーダの食事学

今月の商店街月1コラムは

『アーユルヴェーダの食事学』について

書きました。

 

食事学というほど大したことではありませんが

アーユルヴェーダの観点からお勧めの

食材について書きました。

 

以下コラムより↓↓

 

【台所は家族の薬局】

体を整える学問『アーユルヴェーダ』

アーユルヴェーダには、

医食同源(普段の食事が薬になる)という

教えがあります。

 

キッチンファーマシー=台所薬局

 

私たちの体は食べたものから

作られています。

家庭で作る日常の食事に気をつけることで、

台所が薬局になるという考え方です。

今日は、そんなアーユルヴェーダの知識から、

お勧めの食品をいくつか紹介します。

 

【1000の効果を持つギー】

ギーとは、無塩バターを精製したもの。

アーユルヴェーダでは"1000の効果"があり、

すべての油脂類の中で最も優れている

と言われています。

ギーに含まれるビタミンA・Eは、

細胞の老化を防止し、健康維持や

アンチエイジング、認知症予防に

効果があります。

スーパーでも売っていますが、

無塩バターを買ってきて簡単に

作ることができます。

 

【消化・代謝を高める白湯】

日本でも馴染みの深い白湯。

消化や代謝を高め、排泄を促します。

鉄かホーローのやかんで、蓋を開けて

1/2程度まで煮詰めると、さらに効果が増す

と言われています。

暑い夏場以外は積極的に飲みましょう。

 

【栄養満点ローハニー】

非加熱はちみつ(生はちみつとも言う)とは、

加熱処理をせずに作られた蜂蜜です。

本来、蜂蜜には、ビタミン・ミネラルや

酵素などが豊富に含まれています。

ただし40℃以上に加熱すると、

栄養素が全て壊れると言われています。

販売されている蜂蜜で、"非加熱"または"Raw"

と表記がないものは加熱処理されたものです。

購入する際には気をつけてみてくださいね。

 

【アーユルヴェーダに欠かせないスパイス】

沢山の種類があるスパイスですが、

それぞれに様々な効果があります。

今回は、身近にあるスパイスの効果を紹介します。

自分に必要なものを、いつもの料理に加えてみましょう。

 

シナモン→殺菌作用、食欲促進、風邪症状緩和

 

ターメリック→肝機能up、活性酸素除去、便秘解消、動脈硬化改善

 

ジンジャー→代謝up、消化力up、抗菌作用

 

ブラックペッパー→血行促進、抗菌作用、脂肪燃焼効果

 

ジンジャーとブラックペッパーは

代謝を上げるので、火の性質を多く持つ人は

摂り過ぎに注意しましょう。

できることなら、薬に頼らない

生活をしたいですよね。

身体を作る毎日の食生活を見直し、

良質な食品を摂り入れていきましょう♪