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内観

今月のレッスンのテーマは『内観』

 

私たちの感覚は常に外側へ向けられており

外からの刺激に振り回されています。

 

外からの情報収集ももちろん大切ですが

自分自身の内側の感覚を研ぎ澄ますことは

もっと大切です。

 

ヨガの目的は”心身の健康”

心と体を常に整えておくために

自分自身との対話が必要になります。

 

ポーズの中でやりたいことは

正しくきれいに形を作ることではなく

そのポーズをとることで感じる

痛みや違和感、左右差などを

よーく見ていくこと。

そしてそれが自分にとって必要な事かを

見極めていくこと。

 

ポーズを通して自分自身と対話することは

日常生活でもとても役に立ちます。

 

例えば、風邪をひく前のちょっとした違和感。

腰痛になりそうなちょっとした違和感。

心の中の小さなわだかまり……

 

痛みや症状として出る前の違和感に

早い段階で気づけるようになると

ひどくなる前に対処できるのです。

 

マットの上での練習を

日常生活に生かせるようになることは

ヨガのとってもいいところだと思います。

 

”off the mat”という言葉があるように

マット上の練習以外の時間でも

ヨガの練習が大切です。

 

”感じる”ということは目に見えないことなので

正解もわかりづらいし、

難しいことかもしれません。

それでも、繰り返しの練習で

必ずできるようになります。

 

なんといっても自分自身の事です。

自分の心と体の事をよくよく

観察してあげることは自分にしかできません。

 

内側を観る練習『内観』

気長に挑戦してみてくださいね☆