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絵本紹介⑪

『生きる』

 

以前、6年生の息子が音読をしていました。

私は初めて聞く詩で

「へぇ~、ずいぶん奥深い詩が

教科書に載ってるんだなぁ」

なんて聞いていたのですが。

 

谷川俊太郎さんの有名な詩なんですね(;'∀')

 

その詩が絵本になったのは2017年。

2011年の大震災後に『生きる』ことを

子供たちに伝えるために出版社が

絵本を制作したとのことです。

 

2017年というとつい最近の話ですが

詩はもう半世紀くらい前のものなので

それに合わせた絵からは

昭和の匂いがプンプンして

私にはとても懐かしい光景(笑)

ついつい見入ってしまいます。

絵は、岡本よしろうさん。

 

日常が描かれながら

”いまここ”を感じる詩。

 

子供にはたぶん”?”なのでしょう。

「この詩、国語の教科書に載ってたよね」

と息子に言っても「え?」

「音読してたじゃん」「え~?」

 

確かに文章の羅列だけ読んで

感動する小学生はなかなかいないでしょう。

 

この絵本に限らず

絵本が語る奥深さを

まずは私自身が理解して

さりげなく伝えられたらいいな、と

思う今日この頃です☆