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絵本紹介⑧

『おじいちゃんと森へ』

 

とても哲学的な絵本です。

 

“祈り”について

おじいちゃんが孫に教えてくれます。

 

低学年の子供にはまだ

難しい内容だと思いますが

絵がとてもきれいなので

飽きずに見ていられるかもしれません。

 

高学年になれば何となく

言っている意味は分かると思いますが

大人でも十分読み応えのある

本だと思います。

 

“祈り”という言葉を通して

“生きる”とは何なのか

自然や人間が何のために生きているのか

ということを考えさせられる

深い本です。

 

何かを求めて祈るのではなく

生きていることに感謝して祈る。

 

そしてお祈りは

何かを変えるためにするのではなく

自分を変えるためにするものであると

おじいちゃんは教えてくれます。

 

欲や願望から起こす行動ではなく

自分の行為を地球上に捧げるように

行動する。

 

ヨガの教えにもある『調和』

 

自然や地球上の生き物全てと

調和をとりながら生きていこう

という教えです。

 

実際にはとても難しく

私もできていないことだらけですが

頭の片隅には置いておきたいな、

といつも思っています☆